会社案内ってつくってますか?

2022年02月08日

昨年の夏くらいから会社案内パンフレットの製作の相談が増えています。インターネットで企業情報を開示しているほかに手渡しできる”紙”での会社(商品)案内が見直されているようです。ある企業様は「会社案内以外に緊急用連絡先・緊急時の対処手順などを記載しておくことで、お客様の車に乗せておいてほしいから」というご意向を伺いました。またある企業様は「ネットで商品を探してもらう以外にも自社商品のご案内を直接お客様にお伝えすることの大切さが必要と考えて」とご意見もお聞きしました。確かに”ほしい情報(商品)”は直接ネットで検索・購入につながりますが、言われて初めて”あっ欲しいな”と思えるものもあります。でもそれはお客様のアンテナではなく企業側から発信しなければたどり着かないことなのかもしれません。例えばテレビで『有名な○○県の蕎麦を食べる』という番組を見たら、「あっ、蕎麦食べたいな」と思うこともあります。「でも、○○県は遠いから近くに美味い蕎麦屋ないかな?」とネットで検索し「週末に家族で行ってみるか!」となります。そのきっかけはテレビという媒体が発信した情報だったりするわけです。それまで蕎麦を意識していなかったユーザーはその媒体から発信された情報をキッカケに蕎麦に意識が向くわけです。

『お客様が欲しいものを探す』と『お客様に欲しいと思ってもらえる』は少し違います。アナログではありますが、未だに”人と紙(情報)”はお客様にキッカケを与える大切なツールとしての仕事をしているとあらためて感じています。
もちろんキッカケを与えるだけでなく、選ばれるための情報掲示も大切なことですので、紙+インターネットは必須です。

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