2022年09月22日
実は多くの人が「マーケティング」という言葉の意味を正しく理解していません。 一般的に「市場調査」や「広告」などさまざまな解釈がありますが、実はもっと広い意味で市場(マーケット)を捉える概念があります。それは「売れる仕組みを作り続ける」ということです。これまでは企業側の「売りたい気持ち」が先行した「マーケティング」になりがちでしたが、現在ではインターネットやSNSの普及により消費者の目は肥え、企業側の思惑は見透かされてしまいます。そこで大切になってくるのが消費者の「買いたい気持ち」をいかに作っていくかです。企業側がこれまで行ってきた「市場調査」 や「商品開発」「広告」「プロモーション」のほか、さらに「販売促進」「店舗設計」 「デザイン」「ブランディング」など、あらゆる要素が消費者の「買いたい気持ち」作りのために不可欠となってきます。これらの活動の総称が「マーケティング」ということになるのです。
